病期(ステージ)について
■病期について■
肺がんの診断には病期がどれくらい広がっているか重要になります。
これをステージといいます。

●非小細胞性肺がんの病期
・潜在(潜伏)期
潜在(潜伏)期においては、がん細胞は喀痰(肺から喀出された粘液)中に認められます。
がん細胞は見つかっているのですが、胸の中のどこに病巣があるかわからない非常に早期の段階です。
・0期
0期においてはがんは肺だけに限定されています。
気管支をおおう細胞の細胞層の一部のみにある早期の段階です。
・T期
T期はTA期とTB期にわけれれます。
○TA期
腫瘍は肺だけに限定されていて、3cm以下の大きさです。
○TB期
腫瘍は3cmを超えています
がんは肺を覆っている膜の奥の層まで拡がっています
腫瘍は、気管または気管支を部分的に塞ぎ、肺炎を引き起こしています。
・U期
・U期はUA期とUB期にわけれれます。
・UA期
腫瘍は3cm以下で、腫瘍と同じ側の胸の近傍のリンパ節にまで拡がっています。
・UB期
腫瘍は3cmを超えています。
がんは肺を覆っている膜の奥の層まで拡がっています。
腫瘍は、気管または気管支を部分的に塞ぎ、肺炎を引き起こしています。
・VA期
がんが直接胸膜・胸壁に拡がっています。
原発巣と同じ側の肺門リンパ節まで、または縦隔と呼ばれる心臓や食道のある部分のリンパ節まで転移しています。
・VB期
がんが直接縦隔に拡がっていたり、胸膜へ転移をしたり胸水がたまっていたり原発巣と反対側の縦隔、首のつけ根のリンパ節に転移しています。
・IV期
肺の他の場所にがんが転移しています。脳、肝臓、骨、副腎などの臓器に転移(遠隔転移)があります。
●小細胞肺がん
小細胞がんでは上記のがん以外に限局型、進展型にわけられる方法も使われています。
・限局型
がんは片側の肺と近くのリンパ節に見つかる場合です。
・進展型
がんは肺の外に拡がり、がんの転移が身体の他の臓器にも見つかる場合です。
がんは放置していくとこのようにどんどんステージが悪化していきます。
がんを悪化させないためにも早期発見、早期治療が重要になってきます。
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